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その他ドメイン移管に伴うWordPressのお引越し(エックスサーバー編)

2020
1/25

ドメイン移管に伴うWordPressのお引越し(エックスサーバー編)

約6分で読めます

こんにちは、MIO webデザインです。

以前諸事情でドメイン移管をしたんですが(過去記事『お名前.comから エックスサーバーにドメイン移管する方法』参照)、それに伴ってWordPressも引越ししなくてはならなくなりました。

今回はエックスサーバーへのWordPressの引越し方法を、作業メモとして書いていきたいと思います!

WordPressファイルを全てダウンロード

まずはFTPなどで現在のサーバーにアクセスし、WordPressデータを全てダウンロードしましょう。

データはpublic_htmlフォルダの中に入っています。ファイル数が多いので、保存時にデータを見失わないようにだけ注意しましょう。

データベース情報をエクスポート

次に、現在のサーバーのphpMyAdminにログインし、データベース情報をエクスポートしましょう。

エクスポートとは、他のアプリケーションで使用できるように、データを書き出すこと

まずはphpMyAdminにアクセスしましょう。

phpMyAdminにアクセスするためにはユーザー名パスワードが必要です。

ログイン情報は、ダウンロードしたWordPressデータのwp-config.phpに記述されています。wp-config.phpを開き、28〜38行目あたりに『データベース名』『ユーザー名』『パスワード』『ホスト名』があります。この中の『ユーザー名』と『パスワード名』が、phpMyAdminのログイン情報です。

アクセスできない場合は、こちらをお確かめください。

phpMyAdminへアクセスできたら、左側のサイドバーから、wp-config.phpに記載されていたデータベース名をクリックしてください。

次にエクスポートをクリックし、フォーマットが『SQL』になっている事を確認して『実行』をクリックしましょう。すると拡張子がsqlのファイルがダウンロードされます。

引越し先のサーバーでデータベースを作成

WordPressのデータ・データベース情報をそれぞれダウンロードできたら、引越し先での作業に移ります。

まずはサーバーパネルにログインし『データベース』の『MySQL設定』をクリック。

『MySQL追加』を選択し、新たにデータベースを作成します。データベース名は任意のもので構いませんが、わかりやすい名前にしておきましょう。

MySQLユーザの作成

先ほど作ったデータベースにアクセスできるユーザーを作成します。

『MySQLユーザ追加』タブを選択して、新しいユーザーを作成してください。

ユーザーを作成できたら、次に『MySQL一覧』を選択してください。

先ほど作成したデータベースがあると思います。その行の『アクセス権未所有ユーザ』の項目で、たった今作成したユーザーを選び、『追加』をクリックしてください。

すると『アクセス権所有ユーザ』の項目に、作ったばかりのユーザーが表示されます。それが確認できたらここでの作業は終了です。

データベース情報をインポート

作成したばかりのユーザー情報でphpMyAdminにアクセスしましょう。

すると左側のサイドバーに、先ほど作ったデータベース名があると思います。それをクリックし、『インポート』タブを選択してください。

次に『アップロードファイル』の項目の部分で、ダウンロードしたsqlファイルを選択し、『実行』をクリック。

無事データベース情報がインポートされれば、データベースの引越しは完了です。

WordPressファイルの設置

では最後に、新しいサーバーにWordPressファイルを設置しましょう。

FTPを使ってサーバーにアクセスし、引越し先のドメインのpublic_html内に、ダウンロードしていたWordPressファイルを全て設置してください。

これで完了ではありません!

wp-config.phpを少し修正しなければなりません。

編集するのは28-38行目の一部分だけです。

/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', '作成したデータベース名');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', '作成したユーザー名');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', '作成したユーザーのパスワード');

/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', ‘MySQLのホスト名’);

最後のホスト名は、サーバーパネルの『MySQL設定』→『MySQL一覧』で確認できます。

wp-config.phpが修正できたら、WordPressの引越しは完了です。

もしトップページ以外表示されなかったら

WordPressの引越しが完了しても、トップページ以外404エラーでアクセスできないという不具合があります。

もしこのような事態に陥ったら、サーバーパネルの『ホームページ』→『.htaccess編集』に移動してください。

そして『.htaccess編集』タブをクリックし、以下のコードを追加してください。

# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>

# END WordPress

これで404エラーはなくなったと思います!

まとめ

エックスサーバー にWordPressを引越しする手順は以下の通りです。

  • FTPソフトなどで、移管元のWordPressファイルを全てダウンロード
  • 移管元のデータベース情報をエクスポート
  • 引越し先ののエックスサーバーにて、データベースとユーザーを作成
  • 作成したデータベースに、WordPressのデータベース情報をインポート
  • 新サーバーにWordPressファイルを全て設置
  • wp_conf.phpを編集
  • .htaccessを編集

WordPressの引越し作業は、phpMyAdminを触ったりデータベースを作成したりと、いろいろ面倒です。

「あれ? どうやってWordPressの引越しやってたっけ?」という方の参考になれたらと思います!

それではお疲れ様でした!

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